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2015/06/24

嚥 下 障 害

今年に入ってからいろいろな病状の方が来院されています



病院で検査をして原因不明、異常なし、気のせいでしょう、



最後には精神科を紹介しますと医師から言われ見放されたと・・・



その中の一人、H町のO様、女性、嚥下障害、飲み込めなく



無理すると左背部が痛むので飲み込むのが怖いと来院。



1年程前から嚥下障害でいろいろな病院へ行き検査をしても



医師からは原因不明と言われて見捨てられた感じです、と辛そうに



水分だけはどうにか飲み込めますけどと言われここには



藁をもつかむ思いで来ましたのでよろしくお願いしますと・・・



問診では、嚥下障害になる少し前に



左背部から肩~上腕~前腕まで痛みが出て



それからすぐに飲み込むのが出来なくなったそうです。



検査をして行くと



足首~膝~股関節~骨盤~腰椎~胸椎~頚椎と歪みの連鎖。



特に飲み込む時に痛む



胸椎上部の歪みと、咽頭、喉頭部に関連する頚椎の歪みが強い



この歪みは自分で改善できる事を体験して頂くと不思議そうにしてました。



私なりの診方をO様に説明。



歯科医のO様は右利きですので患者さんの右側に立ち



上半身を左に回旋し前かがみになるので痛みの出る



上背部に歪みが出るのです。



また、神経を使う手の仕事ですから掌底腱や手根骨、



前腕骨間膜等の靭帯、腱、骨膜等に異常、緩みが出て



それを治そうと交感神経が緊張し筋肉を緊張させ、



①手~腕~肩~首(頚椎)~頭蓋底~側頭骨



②手~腕~肩~背部・胸部~腰部・腹部



と筋肉の緊張の連鎖で更に胸部、頸部の歪みが強くなるのです。



常に交感神経が緊張していますので眠りが浅く、



疲れも取れにくく、いろいろな障害が出てきます。



胸部、頸部の歪みが強いので神経根が圧迫されての痛み、



また、圧迫されていますので神経の伝達が上手く行かず



飲み込みに必要な咽頭部、喉頭部、食道への伝達が



スムーズに行かなくなり関連する筋肉の機能低下。



そして、胸椎のすぐ前に食道が有りますので上部胸椎の



左への回旋で食道もわずかに左に回旋し飲み込み時に



痛むのではと、O様に説明するとこういう説明は初めてですが



納得いきますし思い当たることが有りますと・・・



施術としては、どんな症状でも全身の結合組織の



異常部を丁寧に探し改善して行くのが私の仕事です。



数十年と生きて来た分の歪みを取り、更に痛みの



原因の部位を改善しない限り回復は望めないのです。



O様は、今回で4回目ですが施術終了後に



水とバナナを用意し少しづづ食べるように指示



痛みのトラウマに怖がるO様に大丈夫だから



まずは1センチ位食べてみてと・・・



O様はバナナを口に運び時間を掛けて噛み続け



恐る恐る飲み込むと・・・飲み込めた!と笑顔でした。



来るたびにステップアップしているのが分かりますとO様。



また少しバナナを口にし噛み続け飲み込むと去年の3月以来です



食べ物が喉をを通ったのはと喜んでくださいましたが、



まだ飲み込むのが怖いのと少し突っ掛かりますと・・・O様。



医師から原因不明と言われたのが4回で少しでも飲み込みができ



私としては回復する見通しがつき嬉しかったです。



O様、治るまで通院しますと次回の予約をして帰られました。







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